4段レイアウト・1F編(450×950→650×1.150mmへ)
メタルラックを我が家では、様々な場面で多用しています。
スチールで出来ていて、とても頑丈。オシャレ感は余りありませんが、テレビやBRレコーダーを置いて使っています。
「これを使って、何段かのレイアウトを作ればスペースを有効出来るのでは?」
そう思いつき、450×900mmのサイズのモノで試してみることにしました。
しかし、早速問題が・・・。
私は、主にトミックスのレールを使用しています。
カーブレールはいくつかの種類を持っていますが、ホイールベースの長い蒸気機関車や新幹線を走らせることを考えると、280Rのレールは使いたいところ。
しかし280Rのレールは半径が280mmになるので、直径にすると560mm。
メタルラックの短い辺は450mmなので、110mmほど外にはみ出してしまいます。
試しに 280Rの一つ下のサイズ(243R/直径486mm )でレイアウトを作成し、走らせてみました(このレールでもはみ出しましたが)。在来線なら何とか走らせられますが、それでも見ていて少し苦しそう。
それにやはり、蒸気機関車や新幹線(kato 315R以上・tomix 280R以上を推奨)も走らせたい。
その思いから、メタルラックを拡張することにしました。
しかしメタルラック自体を大きくすることは出来ません。
そのため、ベニヤ板を足して拡張します。
板を足したのは奥と左側。線路の直径と同じでは、奥や横の壁と車体が擦れてしまう可能性があるので、少し余裕を持ち、
それぞれ200mmほど拡がるような長さにしました。
支柱のところを四角く切り抜き、ピッタリ乗っかるように調整。
横幅 950➡1.150mm
奥行 450➡650mm
上記のサイズに拡張し、280Rのカーブレール(左右・各4本)と直線(手前と奥・各3本)のレイアウト完成です。
しかし実際に走らせてみると、かなり走行音が大きいことが分かりました。そのため、コルクマットを敷いて静音性を高めます。
「そうだ、車庫も作ろうっ!」
3つの直線レールを全てポイントに交換し、引き込み線を作成。
手持ちのポイントは全て電動ですが、目の前を走るので手を伸ばせば届きます。なので電源は使わず手動で行うこととしました。ポイントから伸びているコードは、外すと面倒なので床下に隠すようにし、メタルラックにくくり付けます。
「そうだ、もっと多くの車両を置けるようにしてしまおうっ!」
手前の3つの直線レールをポイントに交換したので、3本の引き込み線はあります。
さらにその内の2つに新たにポイントを繋ぎ、全部で5つの引き込み線にバージョンアップっ!
使用したのは243Rのカーブレール。このレールだとちょっときつく感じますが、致し方ありません。
外を走る280Rのレールにあ足らないよう注意しながら、出来るだけレールを延ばします。
短い編成だと4両、長いと8両くらいまで収められる、5つの引き込み線が出来上がりました。
支柱と家の柱の間は、ホントにぎりぎり。
車両が通ると床が沈む時があるので、プラ板をスペーサー代わりにして調整することにします。
少し浮き沈みしますが、走りに問題はありません。
情景や情緒が表現された本格的なレイアウトとは全く違いますし、一周するのもあっという間。でもこんなレイアウトも、手作り感があっていいと思いませんか(笑)?