小田急ロマンスカー HiSE 10000系 kato&tomix 比較
小田急の特急、ロマンスカー(HiSE 10000)の話です。
小田急ロマンスカー HiSE 10000系(kato/10-161)。
このモデルの発売は 1988年、今(2023年)から考えると35年も前のモノです。
HiSE 10000系は、実はtomix製のものを持っています。
小田急ロマンスカー HiSE 10000系(Tomix/92604)。
kato製ほどではありませんが、実はかなり古いモデル。
ですので今回の購入は、並べてしまうとほとんど同じに見えるモデルです。
そう分かっていながら、何故、ポチったのでしょう?
早速、そのナゾに迫っていきましょう(笑)。
手前がtomix製、
奥がkato製。
斜め正面から見ると、ボディ内の色が違うくらいであまり大きな違いはなさそうです。
tomix製。
パッと見て分かるのは、ボディ内の色ですね。
こちらは赤になっています。
kato製。
こちらはボディ内が白です。
細かいところの違いはありますが、室内の色以外、大きな違いはないように見えます。
さて、本題に入りましょう。
なぜ、tomix製を持っていたのにkato製をポチったのか?
しかも30年も前のモデルなのに?
その答えはこちら。
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実は、「モーターが見えてしまう」ことが問題でした。
手前がtomix製、
奥がkato制です。
こうやって並べると、tomix製の方が少し長いですね。
まずはtomix製。
室内に青いモノが見えますね。
実はこれ、モーターのカバー兼ウェイトなのです。
現在ではモーターが床下に移動しているM車も増えましたが、このモデルはモーターが室内に位置しているのです。
「私、M車でございまぁす」と声高にアピールするような状態(笑)。
室内灯を取り付けることが楽しみの私にとって、これはかなりのマイナス点です。
横から見ると、余計によく分かりますね。
ちなみに少し後のモデルは、床下にモーターが移動し、室内表現がキチンとなされているようです。
こちらは、30年前のkato製。
モデル的にはこちらの方が古いのに、モーターもモーターのカバーも見えません。床下にモーターが配置されているため、室内の表現に影響していないのです。
これはうれしいっ!
座席までキチンと再現されています。
30年前、初めてこれを見た方々の驚きの表情が目に浮かびます。
『モーター車のモーターは、見えない方がいい』
これが今回、ポチった理由でしたっ!!
あ~、早く室内灯を取り付けたいなぁっ!!